11月26日にCBT試験が解禁された『専門統計調査士』を受験してきたので、感想を書きたいと思います。
統計調査士とは?
AIブームや、データサイエンティスト養成のため、
最近統計検定が注目されているとかいないとか…
そんななか、統計調査士は
●統計調査士…統計検定3級レベル+統計法、統計のとり方等
●専門統計調査士…統計検定2級レベル+統計法、統計のとり方等
と、統計の知識に加えて、国勢調査などに関わる統計法や統計のとり方
について問うことで、
”統計検定2級(3級)合格程度の専門知識に加えて、社会・経済で広く利用される統計や各種の調査データの作成過程、および利用上の留意点などに関する総合的な知識水準を評価します。”(統計検定HPより)
という試験です。詳しくは公式HPを見て下さい。
ちなみに、
統計調査士に合格すると統計調査士認定書を、
統計調査士+専門調査士の両方に合格すると専門統計調査士認定書を発行してもらえます!
割とかっこいいですが、持っていたからといって話のネタぐらいにしかならないかもしれません笑
以前から統計調査士はCBT方式(テストセンターに行ってパソコンでポチポチ受験する方式)でいつでも受験ができましたが、
専門統計調査士は年1回の試験会場の試験を受けなければなりませんでした。
ところが、2020年11月26日よりCBT方式が解禁されて、
受験しやすくなったということで、12月5日に受験しに行ってきました。
勉強法について
統計検定2級や、通常の統計調査士を既に取得しているということもあり、
過去問をチラッと確認して本番に望みました!
ちなみに、中古で過去問集を購入したので、
2015年~2017年の少し古い問題でしたが、
2018年11月以降出題範囲が若干変わっていますので、注意して下さい。
専門統計調査士出題範囲表(2018年11月まで)
※ローレンツ曲線、ジニ係数の削除が主なトピックでしょうか
あとは、立教大学がコンテンツを作っているので、
統計調査士、専門統計調査士を受験する人は観ておくと良いかと思います。
統計検定 統計調査士試験 対策コンテンツ 第2版
https://rikkyo.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=10239&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1
受験の所感
CBT方式の試験なので、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)や漢検など、他の検定の受験者と同じ会場での受験となりました。
電卓の持ち込みをすっかり忘れていて、近くのコンビニで買うことになり、
約1000円の無駄な出費をしてしまいました(泣)
しかも、ルートが付いていない電卓だったので、計算がめんどくさかったです、、、
皆さんは、電卓を忘れないように注意して下さい!
また、係員の方が慣れていないからか、
計算用紙が最初配られておらず、指摘したところ持ってきてくれました。
計算問題があるので、用紙がないとちょっとしんどいですよね。
試験自体は90分ありますが、時間を半分ぐらい残して終了です。
結果
合格!(75/100)
無事合格できました!
CBT方式は、「終了」をクリックするとすぐに結果が出るので、緊張しますね~
機密保持的なところが最初に書かれていたので、
内容について詳細を書くことはできませんが、
「計算問題」「文章題」「図表から読み取る問題」共に、
過去問から大きくハズレた内容は出ないので、対策としては過去問を中心に勉強すれば合格できるんじゃないでしょうか!
次は、統計検定準1級でしょうか。
実は、1年前に落ちてるんですよね…
記述問題も有り、2級とはレベルが違っていた記憶があります。
2021年に準1級に加えて、データサイエンス系の資格もCBTに登場する(公式HP)ということで、資格マニア的にウォッチしていきたいと思います!
専門統計調査士をCBTで受けようと考えている者です。以前に統計調査士をCBTで受けまして、過去問だけではどうかと思って、いくつかの参考書を勉強したのに、本番は過去問のコピーだけで余裕というか、拍子抜けをしました。専門統計調査士のCBTはそうゆう事は無さそうですね。立教大学の資料など、非常に参考になりました。ありがとうございます。