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システムアーキテクト午前II用語集

システムアーキテクト試験 頻出用語集

1. 設計・モデリング

  • UML (Unified Modeling Language): システムの構造や振る舞いを視覚的に表現するための標準的なモデリング言語。
    • クラス図: システムの静的な構造(クラス、属性、操作、関連)を表現する図。
    • シーケンス図: オブジェクト間のメッセージのやり取りを時系列で表現する図。
    • アクティビティ図: 業務や処理の流れ(フロー)、分岐、並行処理などを表現する図。
    • ユースケース図: システムの機能(ユースケース)と、それを利用するアクタ(利用者や外部システム)との関係を表現する図。
    • 状態マシン図 (ステートマシン図): オブジェクトが取りうる状態とその間の遷移を表現する図。
  • オブジェクト指向: 現実世界の事物をオブジェクトとしてモデル化し、ソフトウェアを開発する考え方。
    • 公開可視性 (public): クラスの外部からアクセス可能な属性や操作を示す。
    • 境界オブジェクト: GUIなど、システムの外部とのインターフェースを担当するオブジェクト。
    • 開放・閉鎖原則 (Open-Closed Principle): ソフトウェアのエンティティ(クラス、モジュールなど)は、拡張に対しては開いており、修正に対しては閉じているべきであるという原則。
    • デザインパターン: オブジェクト指向設計で繰り返し現れる問題に対する、再利用可能な解決策のパターン。
      • ストラテジパターン (Strategy Pattern): アルゴリズムをクラスとしてカプセル化し、動的に切り替えられるようにするパターン。
      • GoFデザインパターン: Gang of Four (Erich Gamma, Richard Helm, Ralph Johnson, John Vlissides) によってまとめられた23種類の基本的なデザインパターン。
    • 汎化: 複数のクラスに共通する性質を抽出し、スーパークラスとして定義すること。
    • カプセル化: データ(属性)とその操作(メソッド)を一つにまとめ、内部実装を隠蔽すること。
    • 継承: 既存のクラス(スーパークラス)の性質を引き継いで新しいクラス(サブクラス)を作成する仕組み。
    • オーバーライド: スーパークラスで定義されたメソッドを、サブクラスで再定義すること。
    • オーバーロード: 同じクラス内で、メソッド名が同じで引数の型や数が異なるメソッドを複数定義すること。
  • DFD (Data Flow Diagram): システム内のデータの流れ(データフロー)、処理(プロセス)、データの保管場所(データストア)、データの源泉・吸収(外部エンティティ)を表現する図。
  • E-Rモデル (Entity-Relationship Model): 実体(エンティティ)、属性、実体間の関連(リレーションシップ)を用いてデータ構造を表現するモデル。
  • ペトリネット: 並行して動作する事象間の同期や資源の競合などをモデル化・解析するための数学的モデル。
  • 有限状態機械モデル: システムが取りうる有限個の状態と、状態間の遷移を定義するモデル。
  • 論理データモデル: システムで扱うデータの構造を、特定のDBMSに依存しない形で表現したモデル。
  • 構造化設計: プログラムを機能単位のモジュールに分割し、階層構造で表現する設計手法。
  • SysML (Systems Modeling Language): ハードウェア、ソフトウェア、情報、プロセス、人員、設備などを含む複雑なシステム(System of Systems: SoS)をモデル化するためにUMLを拡張した言語。
  • コデザイン (Co-design): 組込みシステム開発において、ハードウェアとソフトウェアを協調させて設計・開発する手法。
  • 関数従属性: リレーショナルデータベースにおいて、ある属性の値が決まると他の属性の値が一意に決まる関係。
    • 完全関数従属性: 複合主キーの一部だけでは従属関係が成り立たず、複合主キー全体に対して従属する場合の関係。
  • マイクロサービスアーキテクチャ: 大規模なアプリケーションを、独立してデプロイ可能な小さなサービスの集合として構築するアーキテクチャスタイル。
  • アシュアランスケース: システムやソフトウェアの品質目標が達成されていることを、主張、証拠、論拠を用いて論理的に説明・保証するための文書化手法。
  • ビジネスモデルキャンバス: ビジネスモデルを9つの構成要素(顧客セグメント、価値提案、チャネル、顧客との関係、収益の流れ、リソース、主要活動、パートナー、コスト構造)で可視化し、分析・設計するためのフレームワーク。
  • アーキテクチャパターン: ソフトウェアアーキテクチャにおける典型的な問題とその解決策をパターン化したもの。
  • モジュール結合度: モジュール間の関連性の強さを示す指標。低いほど独立性が高く、保守性が良いとされる。
  • 参照透過性: 純粋関数型言語の特性の一つで、同じ入力(引数)に対して常に同じ出力(結果)を返す性質。副作用がないことを意味する。
  • ユニフィケーション (単一化): 論理型プログラミングにおいて、変数を含む二つの項を等しいものとみなすために、変数に値を代入する操作。
  • アスペクト指向プログラミング: 複数のモジュールにまたがる横断的な関心事(ログ出力、セキュリティチェックなど)を分離してモジュール化するプログラミング技法。
  • サーキットブレーカー: マイクロサービスアーキテクチャなどで、呼び出し先のサービス障害時に、それ以上リクエストを送らずに即座にエラーを返すことで、障害の影響範囲を限定するパターン。
  • RPC (Remote Procedure Call): ネットワーク上の別のコンピュータにある手続き(関数やメソッド)を、あたかもローカルにあるかのように呼び出すための仕組み。

2. 開発プロセス・手法

  • ソフトウェアライフサイクルプロセス: ソフトウェアの企画から廃棄までの全工程。システム方式設計、システム要求事項分析などのプロセスが含まれる。
  • 共通フレーム: ソフトウェア開発や取引に関わる作業項目や役割を定義した共通の枠組み。システム適格性確認テスト、保守プロセスなどが定義されている。
  • カークパトリックモデル: 教育訓練の効果を4段階(反応、学習、行動、結果)で測定・評価するモデル。
  • ドメインエンジニアリング: 特定の業務分野(ドメイン)に特化したソフトウェア部品や開発ノウハウを体系化し、再利用を促進する活動。
  • BABOK (Business Analysis Body of Knowledge): ビジネスアナリシスの知識体系。要求をビジネス要求、ステークホルダ要求、ソリューション要求、移行要求などに分類する。
  • 実費償還型契約: 委託業務にかかった実際の費用(人件費、経費など)に、あらかじめ合意した報酬を加えた額を発注者が支払う契約形態。
  • プロトタイピング: システム開発の初期段階で試作品(プロトタイプ)を作成し、要求の確認や技術的な検証を行う手法。
  • ユースケース駆動開発: システムの利用者の視点(ユースケース)を中心に据えて、開発プロセスを進める手法。
  • プライバシバイデザイン: システムやサービスの企画・設計段階から、利用者のプライバシー保護を組み込む考え方。
  • アジャイル開発: 変化への迅速な対応を重視し、短い期間での開発サイクル(イテレーション、スプリント)を繰り返す開発手法の総称。
    • INVEST: 質の高いユーザーストーリーの特性(Independent, Negotiable, Valuable, Estimable, Small, Testable)を示す頭字語。
    • スクラム: アジャイル開発フレームワークの一つ。スプリント、プロダクトバックログ、デイリースクラムなどの要素から構成される。
    • レトロスペクティブ: スプリントの終了時にチームで振り返りを行い、プロセス改善点を見つける活動。
    • KPT: レトロスペクティブで用いられるフレームワークの一つ。Keep(良かったこと・続けること)、Problem(問題点)、Try(次に試すこと)の3つの観点で振り返る。
  • ペアプログラミング: 2人のプログラマが1台のコンピュータを使い、共同でコーディング、テスト、設計を行う手法。
  • データサイエンティスト: データ分析、統計学、機械学習などのスキルを駆使して、ビジネス課題の解決や価値創造に貢献する専門職。
  • ウォークスルー: プログラム作成者主導で、複数関係者がソースコードなどをレビューし、誤りを発見する手法。
  • 開発モデル: ソフトウェア開発の進め方を示すモデル。
    • ウォータフォールモデル: 各工程(要件定義、設計、実装、テスト)を順番に進め、後戻りしないことを原則とするモデル。
    • 進化的モデル (反復型モデル): 開発を複数回のイテレーションに分割し、要求の洗練や機能追加を繰り返しながら完成度を高めていくモデル。
    • 段階的モデル (インクリメンタルモデル): システムを複数のサブシステムに分割し、段階的に開発・リリースしていくモデル。
  • SOA (Service Oriented Architecture): ソフトウェアの機能を独立した「サービス」として部品化し、それらをネットワーク上で連携させてシステムを構築する設計思想。
  • リーンソフトウェア開発: 製造業のリーン生産方式の考え方を応用し、「ムダ」を排除して価値提供の効率を高めることを目指す開発手法。
  • デザイン思考: 利用者への共感に基づき、問題の本質を発見し、試行錯誤を繰り返しながら革新的な解決策を生み出す思考法・プロセス。
  • ラボ契約: 依頼元が一定期間、特定のスキルを持つ開発チーム(ラボ)を確保する契約形態。柔軟な開発体制を構築できる。
  • インセプションデッキ: アジャイル開発の初期に、プロジェクトの目的、スコープ、前提条件などを関係者間で共有し、合意形成を図るためのツール。
  • 修整 (Tailoring): 標準的なプロセスやモデルを、特定のプロジェクトの特性や制約に合わせて調整すること。

3. 品質・テスト

  • ブラックボックステスト: プログラムの内部構造を見ずに、入力と出力の関係や仕様に基づいてテストを行う手法。
    • 同値クラス分割: 同じように扱われる入力値のグループ(同値クラス)から代表値を選んでテストする技法。
    • 限界値分析 (境界値分析): 仕様の境界となる値(限界値)とその周辺の値をテストする技法。
  • 実験計画法: 複数の因子(要因)が結果に与える影響を効率的に評価するために、テストケースの組み合わせを計画的に設計する手法。
  • システム適格性確認テスト: 開発されたシステムが、定義されたシステム要件を満たしているか、実運用環境または擬似環境で評価するテスト。
  • エラー埋込み法: プログラムにあらかじめ既知のエラーを意図的に埋め込み、テストで発見された埋込みエラー数とそれ以外のエラー数から、潜在的なエラー数を推定する手法。
  • MTBF (Mean Time Between Failures): 故障から次の故障までの平均時間。システムの信頼性を示す指標。
  • MTTR (Mean Time To Repair): システムが故障してから修復が完了するまでの平均時間。システムの保守性を示す指標。
  • 是正保守: 発生した障害や不具合を修正するための保守活動。
  • 予防保守: 将来の障害発生を未然に防ぐために行う保守活動。
  • JIS X 25010 (SQuaRE): システム及びソフトウェア製品の品質モデルを定義した規格。機能性、信頼性、使用性、効率性、保守性、移植性などの品質特性とその副特性を定義。
  • MISRA-C: C言語を用いた組込みシステム開発におけるコーディング規約。
  • 探索的テスト: テスト担当者がシステムを実際に操作しながら、経験や直感に基づいてテストケースを動的に設計・実行し、学習していくテスト技法。
  • FMEA (Failure Mode and Effect Analysis): システムや製品の構成要素ごとに、潜在的な故障モードとその影響を分析・評価し、事前に対策を講じるための手法。
  • リグレッションテスト (回帰テスト): プログラムの修正や変更によって、既存の機能に予期せぬ悪影響(デグレード)が発生していないかを確認するテスト。
  • ソフトウェア結合テスト: 複数のソフトウェアコンポーネント(ユニット)を結合した状態でテストし、インターフェースや連携動作を確認するテスト。
  • ソフトウェア適格性確認テスト: 開発されたソフトウェアが、定義されたソフトウェア要件を満たしているかを確認するテスト。
  • バグ管理図: テスト期間中のバグ発見件数や未解決件数の推移をグラフ化し、テストの進捗状況やソフトウェアの品質を評価するためのツール。
  • チューリングテスト: ある機械が人間と区別がつかないほど知的かどうかを判定するためのテスト。
  • アサーションチェック: プログラム実行中の特定の箇所で、変数値などが満たすべき条件(アサーション)を記述し、その条件が満たされているかを実行時にチェックするデバッグ・検証手法。
  • テストカバレッジ分析: テストがソースコードのどの程度の範囲を網羅しているかを測定・分析すること。
  • 判定条件網羅 (分岐網羅): プログラム中の全ての分岐(if文など)について、真と偽の両方の経路を少なくとも1回は実行するようにテストケースを設計する網羅基準。
  • 稼働品質率: システムの信頼性を評価する指標の一つ。利用者に迷惑をかけた回数をシステムの資産規模(総運用費用など)で割って算出される。
  • エラープルーフ化 (ポカヨケ): ヒューマンエラーが発生しにくいように、あるいは発生しても影響を最小限に抑えるように、作業方法やシステムを設計・改善すること。
  • 感度分析: プロジェクトマネジメントなどで、特定の要因(リスクや変数)の変化が、プロジェクト全体の結果(コスト、スケジュールなど)にどの程度影響を与えるかを分析する手法。

4. アーキテクチャ・基盤技術

  • MapReduce: 大規模データを複数のコンピュータで並列分散処理するためのプログラミングモデル。
  • KVS (Key-Value Store): キーと値のペアでデータを格納するシンプルなデータストア。
  • フォールトトレランス: システムの一部に故障が発生しても、システム全体としては機能を停止せずに継続動作できるようにする設計思想や技術。
  • フェールセーフ: 故障が発生した場合に、システムを安全な状態に遷移させる設計思想。
  • フェールソフト: 故障が発生した場合に、機能を縮退させたり性能を低下させたりしながらも、最低限の動作を継続させる設計思想。
  • アムダールの法則: プロセッサ数を増やした場合の並列処理による性能向上率は、処理全体のうち並列化できない部分の割合によって制限されるという法則。
  • OLAP (Online Analytical Processing): 多次元データベースに蓄積された大量データを利用者の要求に応じて様々な角度から分析・集計する技術。
  • RAID (Redundant Arrays of Inexpensive Disks): 複数の磁気ディスクを組み合わせて、信頼性や性能を向上させる技術。
  • 分散処理システム: ネットワークで接続された複数のコンピュータが協調して処理を行うシステム。
    • 障害透明性 (透過性): 利用者が個々のコンピュータの障害を意識することなくシステムを利用できる性質。
  • DBMS (DataBase Management System): データベースの定義、操作、管理を行うソフトウェア。
  • SAN (Storage Area Network): サーバーとストレージ装置を接続するための高速な専用ネットワーク。主にファイバチャネルが用いられる。
  • NAS (Network Attached Storage): LANに直接接続して使用するファイルサーバー専用機。
  • DAS (Direct Attached Storage): サーバーに直接接続されたストレージ装置。
  • EA (エンタープライズアーキテクチャ): 組織全体の業務とシステムを最適化するための設計思想・方法論。ビジネス、データ、アプリケーション、テクノロジーの4つの体系から構成される。
  • 仮想記憶 (ページング方式): 主記憶の物理容量よりも大きなメモリ空間をプログラムに提供する仕組み。主記憶と補助記憶の間でページ単位でデータの入れ替えを行う。
    • ページフォールト: プログラムが必要とするページが主記憶上に存在せず、補助記憶から読み込む必要がある場合に発生する割り込み。
  • パイプライン処理: 命令の実行を複数のステージに分割し、各ステージを並行して処理することでプロセッサの処理能力を高める技術。
  • メモリインタリーブ: 主記憶を複数のバンクに分割し、連続するメモリアドレスへのアクセスを各バンクに振り分けることで、メモリアクセスを高速化する技術。
  • インプロセスデータベース: アプリケーションプログラムと同じプロセス(メモリ空間)内で動作するデータベースエンジン。通信オーバーヘッドがないため高速だが、複数プロセスからの同時利用には制限がある。
  • シェアードエブリシング: クラスタリング構成の一種で、全てのサーバーが全てのディスク(データ)にアクセスできる方式。負荷分散や可用性に優れる。
  • フェールオーバ: 稼働中のシステムに障害が発生した際に、自動的に待機系のシステムに処理を引き継ぐ仕組み。
  • スーパースカラ: プロセッサ内部に複数の実行ユニットを持ち、依存関係のない複数の命令を同時に実行することで処理速度を向上させる技術。
  • シンプロビジョニング: ストレージ仮想化技術の一つで、物理的なストレージ容量を実際に割り当てるのではなく、必要になった時点で動的に割り当てることで、ストレージの使用効率を高める技術。
  • キャッシュメモリ: CPUと主記憶の間に置かれる高速な小容量メモリ。よく使うデータを保持することで、メモリアクセス時間を短縮する。
  • 命令レジスタ: CPU内部で、現在実行中の命令を保持するレジスタ。
  • プログラムレジスタ (プログラムカウンタ): CPU内部で、次に実行すべき命令が格納されているメモリアドレスを保持するレジスタ。
  • トランザクション: データベースなどにおいて、関連する一連の処理をまとめた不可分な単位。
  • コミット: トランザクションによる変更を確定させること。
  • ログ: システムの動作履歴やデータの変更履歴などを記録したもの。
  • デッドロック: 複数のトランザクションが互いに相手が保持している資源の解放を待ち、処理が進まなくなる状態。
  • 待ちグラフ: デッドロック検出のために、トランザクション間の待ち関係を表現した有向グラフ。

5. セキュリティ

  • 共通鍵暗号方式: 暗号化と復号に同じ鍵(共通鍵)を使用する方式。AESなど。
  • 公開鍵暗号方式: 暗号化と復号に異なる鍵(公開鍵と秘密鍵のペア)を使用する方式。RSAなど。
  • CRL (Certificate Revocation List): 失効したデジタル証明書のシリアル番号リスト。認証局(CA)が発行する。
  • WAF (Web Application Firewall): Webアプリケーションの脆弱性を狙った攻撃(SQLインジェクション、XSSなど)を検知・防御するファイアウォール。
  • SQLインジェクション: Webアプリケーションの入力フォームなどに不正なSQL文を注入し、データベースを不正に操作する攻撃。
  • クロスサイトスクリプティング (XSS): 脆弱性のあるWebサイトを介して、悪意のあるスクリプトを利用者のブラウザ上で実行させる攻撃。
    • 格納型XSS: 悪意のあるスクリプトがWebサイトのデータベースなどに保存され、サイトを閲覧した他の利用者のブラウザで実行されるタイプ。
  • クロスサイトリクエストフォージェリ (CSRF): 利用者が意図しないリクエストを、ログイン中のWebサービスに対して送信させる攻撃。
  • セッションハイジャック: 他の利用者のセッションIDを不正に取得し、その利用者になりすましてサービスを利用する攻撃。
  • WPA2 (Wi-Fi Protected Access 2): 無線LANのセキュリティ規格。暗号化アルゴリズムとしてAESを使用する。
  • AES (Advanced Encryption Standard): 米国政府標準の共通鍵暗号方式。鍵長は128, 192, 256ビットから選択可能。
  • 情報セキュリティガバナンス: 組織の情報セキュリティを確保するための経営陣による統治活動。
  • サブミッションポート (ポート587): メール送信時に、SMTP-AUTHによる送信者認証を行うために利用されるTCPポート。
  • SMTP-AUTH: メール送信時にユーザー認証を行うためのSMTP拡張機能。
  • コードサイニング証明書: ソフトウェアの発行元(開発元)を証明し、ソフトウェアが改ざんされていないことを保証するためのデジタル証明書。
  • EV SSL証明書: より厳格な認証プロセスを経て発行されるSSL/TLSサーバー証明書。ブラウザのアドレスバーが緑色になるなどの特徴がある。
  • クライアント証明書: クライアント(利用者や端末)の身元を証明するためのデジタル証明書。
  • サーバ証明書 (SSL/TLS証明書): Webサーバーなどの身元を証明し、通信の暗号化を行うためのデジタル証明書。
  • 電子計算機使用詐欺罪: コンピュータシステムに虚偽の情報や不正な指令を与えて、財産上の不法の利益を得る、または他人に得させる犯罪。
  • リスク回避: リスクの原因となる活動そのものを中止・禁止することで、リスクの発生を完全に避けるリスク対応策。
  • セキュアOS: 強制アクセス制御などのセキュリティ機能を強化したOS。
  • OCSP (Online Certificate Status Protocol): デジタル証明書が失効しているかどうかをリアルタイムでオンライン確認するためのプロトコル。
  • NOTICE: NICTなどが実施する、脆弱なパスワード設定などセキュリティ上の問題があるIoT機器の利用者へ注意喚起を行う取り組み。
  • eシール: 法人が作成した電子文書の発行元がその法人であること、および文書が改ざんされていないことを証明する仕組み。
  • マルチベクトル型DDoS攻撃: 複数の手法(例:リソース枯渇攻撃と帯域消費攻撃)を組み合わせて同時に行うDDoS攻撃。
  • CRYPTREC: 日本政府が電子政府推奨暗号リストを作成・評価・公表するプロジェクト。
  • NAPT (Network Address Port Translation): 一つのグローバルIPアドレスとポート番号の組み合わせで、複数のプライベートIPアドレスを持つ端末がインターネットに接続できるようにする技術。ファイアウォールの機能としても利用される。
  • JISEC (ITセキュリティ評価及び認証制度): 日本における、IT製品やシステムのセキュリティ機能が国際標準(ISO/IEC 15408)に基づいて適切に設計・実装されているかを評価・認証する制度。

6. ネットワーク・通信

  • CSMA (Carrier Sense Multiple Access): 複数の端末が伝送媒体を共有する方式。送信前に媒体が空いているかを確認(キャリアセンス)する。
    • CSMA/CD (Collision Detection): CSMAに衝突検出機能を追加した方式。イーサネットで利用される。
    • CSMA/CA (Collision Avoidance): CSMAに衝突回避機能を追加した方式。無線LANで利用される。
  • VoIPゲートウェイ: IPネットワークと公衆電話網(PSTN)や既存のPBX網との間で音声信号を相互に変換・中継する装置。
  • PBX (Private Branch Exchange): 企業内などに設置される電話交換機。
  • TCP (Transmission Control Protocol): インターネットなどで利用される信頼性の高いコネクション型通信プロトコル。
  • netstat: ネットワーク接続状況、ルーティングテーブル、インターフェース統計情報などを表示するコマンド。
  • ipconfig / ifconfig: コンピュータのネットワーク設定(IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイなど)を表示・設定するコマンド。
  • nslookup / dig: DNSサーバーに問い合わせて、ドメイン名からIPアドレスを調べたり(正引き)、IPアドレスからドメイン名を調べたり(逆引き)するコマンド。
  • tracert / traceroute: 指定したホストまでのネットワーク経路を調査するコマンド。
  • ターンアラウンドタイム: システムに処理要求を出してから、結果が返ってくるまでの時間。
  • HTTPステータスコード: WebサーバーからのHTTP応答に含まれる3桁の数字コード。リクエストの結果を示す。
    • 302 Found: リクエストされたリソースが一時的に別のURLに移動したことを示すリダイレクト。

7. その他 (規格・法令・ビジネスなど)

  • JIS規格: 日本産業規格。情報処理分野でも多くの規格が制定されている。
  • ITIL (Information Technology Infrastructure Library): ITサービスマネジメントにおけるベストプラクティス(成功事例)を体系化した書籍群。
  • PMBOK (Project Management Body of Knowledge): プロジェクトマネジメントの知識体系。
  • BCP (Business Continuity Plan): 事業継続計画。災害や事故などの緊急事態発生時に、事業を中断させない、または早期に復旧させるための方針や手順。
    • RTO (Recovery Time Objective): 目標復旧時間。業務中断が発生した場合に、許容される中断時間。
  • SVC割込み (SuperVisor Call): ユーザプログラムがOSの機能(カーネルモードでの処理)を呼び出す際に発生する割り込み。
  • グリーン購入法: 国などが環境負荷の少ない製品やサービス(環境物品等)を優先的に調達することを定めた法律。
  • グラントバック: 技術ライセンス契約において、ライセンシー(実施権者)がライセンス技術を改良して得た発明について、ライセンサー(許諾者)に実施権を与える、または譲渡する義務を課す条項。
  • ビッグデータ: 量(Volume)、種類(Variety)、速度(Velocity)の3つのVで特徴づけられる、従来の技術では扱いきれなかった巨大なデータ群。
  • ディープラーニング (深層学習): 多層のニューラルネットワークを用いて、データから複雑なパターンや特徴を自動的に学習する機械学習の手法。
  • CPI (Cycles Per Instruction): 1命令を実行するのに必要な平均クロックサイクル数。プロセッサの性能指標の一つ。
  • PPM (プロダクトポートフォリオマネジメント): 複数の事業や製品を市場成長率と市場占有率の2軸で評価し、経営資源の最適な配分を決定するための経営分析手法。
  • FSP (Frequent Shoppers Program): 顧客の購買履歴を収集・分析し、ポイント付与や割引などの特典を提供することで優良顧客の維持・拡大を図るマーケティングプログラム。
  • スキミングプライシング: 新製品導入初期に高価格を設定し、高価格でも購入する層から利益を最大化しようとする価格戦略。
  • ラインエクステンション: 既存のブランド名を用いて、同じ製品カテゴリ内に新しい製品(サイズ違い、味違いなど)を追加するブランド戦略。
  • キャズム理論: ハイテク製品が初期市場(イノベーター、アーリーアダプター)からメインストリーム市場(アーリーマジョリティ以降)へ普及する際に存在する深い溝(キャズム)を指摘した理論。
  • ダブルビン方式: 在庫管理方式の一つ。在庫を2つの箱(ビン)に入れ、一方の箱が空になったら発注する。
  • SECIモデル: 暗黙知と形式知が相互に変換・循環することで知識創造が進むとするモデル。共同化(Socialization)、表出化(Externalization)、連結化(Combination)、内面化(Internalization)の4つのプロセスからなる。
  • XBRL (eXtensible Business Reporting Language): 財務報告などのビジネス情報を電子的に作成・交換するためのXMLベースの国際標準言語。
  • TOC (Theory of Constraints): 制約理論。システム全体のパフォーマンスは、最も弱い部分(ボトルネック)によって制約されるとし、その制約条件に集中して改善を図る経営管理手法。
  • ティアダウン: 競合製品などを分解・分析し、コスト構造や技術を調査すること。
  • コンティンジェンシー理論: リーダーシップや組織構造において、唯一絶対の最適な方法はなく、状況に応じて有効なスタイルや形態は異なるという考え方。
  • ワークデザイン法: 理想的なシステムを定義し、現状とのギャップを分析することで問題解決を図る手法。
  • CEM (Customer Experience Management): 顧客が製品やサービスに関して経験する一連の体験(感情、感覚、思考など)を管理し、顧客ロイヤルティを高めようとするマーケティング手法。
  • WTO政府調達協定: 政府機関などによる物品・サービスの調達における国際的な市場開放や公正な手続きを定めた国際協定。
  • ファウンドリ: 半導体チップの製造を専門に請け負う企業。
  • ファブレスメーカー: 自社では工場を持たず、製品の設計・開発・販売に特化し、製造はファウンドリなどに委託する企業。
  • CSIRT (Computer Security Incident Response Team): コンピュータセキュリティインシデント(情報漏洩、不正アクセスなど)の対応を行う専門組織。
  • プロジェクトスコープクリープ: プロジェクト進行中に、管理・承認されていない要求変更が次々と追加され、スコープ(作業範囲)が徐々に拡大してしまう現象。
  • ローコード開発ツール: ソースコードの記述を最小限に抑え、GUI操作などを中心にアプリケーションを開発できるツール。
  • クラウドサービス派生データ: クラウドサービスの利用状況(ログなど)や、サービス提供者が運用管理のために生成するデータ。
  • 下請代金支払遅延等防止法 (下請法): 親事業者による下請事業者への不当な行為(支払遅延、買いたたきなど)を規制する法律。
  • API (Application Programming Interface): あるソフトウェアの機能やデータを、外部の他のソフトウェアから利用するための規約やインターフェース。

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