2019年6月1日に受験した、「モバイルシステム技術検定2級」で出題された問題を羅列していこうと思います。
問題用紙は回収されるためうろ覚えであることご了承ください。
また、自身が受験するにあたって、
「レッツ!モバイルシステム技術検定2級」
というサイトが大変参考になりましたので、リンクを張っておきます。
【2019年春】出題部分箇条書き
詳細な問題までは覚えていないので、公式参考書のどこの部分が出題されたか、ページを合わせて書いていきます。あくまで、参考ということでお願いします。また、赤く色をつけているのはテキトウに用語に色付けしただけなので、その部分が出題されたわけではないということを了承ください。
出題範囲カテゴリ | 出題範囲 | 出題比率 |
モバイルシステムの概要と移動体通信サービス | 2章・3章 | 12~18% |
ワイヤレス通信の原理とネットワーク技術 | 4章・5章 | 12~18% |
モバイル端末の基本機能と端末周辺技術 | 7章・8章・9章 | 22~27% |
モバイルインターネット技術の概要 | 6章・10章 | 17~23% |
情報セキュリティ監理 | 12章 | 3~8% |
M2M/IoTシステム及び主要アプリケーションの種類とその概要 | 11章・13章・14章 | 17~23% |
2章 モバイルシステムの概要
p12:リモートアクセスについて
p13:モバイルコンピューティングについて
p17:通信接続機能への対応
p21:端末の種類(デジタルサイネージなど)
p23:モバイル接続機器(データ通信カード、データ通信モジュール、モバイルワイヤレスルータ)
p31:モバイル端末本体へのセキュリティー対策
→次のうち実用化されていないのはどれか 「DNA認証」
3章 移動体通信サービス
p34~36:各世代の通信方式
第1世代:HICAP
第2世代:cdma One、PDC
第3世代:W-CDMA
第4世代:OFDMA
p43:2018年4月に携帯3社が開始したGSMAで、世界的に標準化されているRCSに準拠したメッセージサービスは?
→ プラスメッセージ
p48:回線交換通信について→LTEでは提供されていない
p58:おサイフケータイ→NFC対応が実現されている
p60:緊急速報について
p63:MVNOは何の略か?
→ Mobile Virtual Network Operator
p63:MNO、MVNEについて
4章 無線アクセスネットワーク技術
p72:移動体通信におけるモバイル端末と基地局間の無線伝送において、端末から基地局への通信と、基地局から端末側への通信とを、双方向通信として提供する仕組みを「デュプレックス方式」と呼ぶ。
→全二重複信、半二重複信の意味も
p77:(表4-3-1)
・電波の定義は3THz以下
・周波数が高いほど光に近い性質を持ち、直進性が高くなり、見通し外の通信は困難に
・低い周波数の電波は波の性質を強く持ち、反射や回析を繰り返して遠距離まで到達可能
p81:MIMOについて
p82:OFDMのサイクリック・プレフィックスについて(図4-4-3)
→マルチパスによるシンボル間干渉の影響を低減
p90:IMTファミリーシステムについて(表4-6-1の穴埋め)
p92:LTEは第3.9世代と言われていた
5章 コアネットワーク技術
p104:CDMA2000のコアネットワーク(図5-1-6)
→ IS-41拡張ネットワークが出題
p109:呼び出しの手順について
p110:ハンドオーバの詳細について
「eNB内」「eNB間」「MME間」での違い
6章 インターネット基盤技術
p127:L2スイッチについて
p129:IPv4アドレスとして正しいものはどれか
p136:ダイナミックルーティングについて
p138:ポート番号について
p139:TCPとUDPの違いについて
7章 モバイル端末・機器のハードウェア技術
p154:モバイル接続機器について
p163:フルキーボードの配列→QWERTY配列
p164:揮発性メモリと不揮発性メモリの違い
8章 端末周辺技術
p185:IEEE 802.11の規格について
→11a/b/gは最高伝送速度11Mbpsもしくは54Mbps
p188:IEEE 802.15(表8-1-2)
→BluetoothとUltra Wide Bandの穴埋め
→IEEE 802.15.3aは2006年に仕様策定を断念
p189:Bluetoothは周波数ホッピング・スペクトラム拡散方式(FHSS)
p197:プリンタの印字品質はdpiで表される
p203:Ethernetについて
→ケーブルはツイストペアケーブルを用いる
p204:2次元バーコードについて
→QRコードは、国際標準として採択済
9章 モバイル端末のソフトウェア技術
p212:ネイティブコードと仮想機械について
p228:静止画像の圧縮について
「JPEG」「JPEG XR」「HEIF」などの特徴に関して
p230:動画像の圧縮技術(計算問題)
・SD品質のテレビ画像を720×480画素で、YUV12ビット、毎秒30フレームとする
・720×480×12×30=124.4Mbps
・DVD(4.7GB)に格納すると、約5分しか保存できない
p231:ファイルの圧縮形式について
「TGZ」「TAR」「JAR」などの特徴(書庫機能があるかどうかなど)
10章 モバイルインターネット技術
p236:モバイル端末単体からの接続について
p238:スマートフォンの持つ通信接続機能をモバイル接続機器として用いる手法を「テザリング」という
p241~244あたり:あんまり覚えていないです…
p248:HTML5の特徴
→CSSが標準のスタイルシート、JavaScriptを標準のプログラム言語
→タグ・クラスの意味
p252:User-AgentとHTML記述
11章 モバイルコンテンツ技術
p263:マーケットプレイスに関する用語
「GooglePlay」「App Store」「ituneカード」「App Engine」
のうち不適なもの( App Engine )
p274:適切な権限の設定(パーミッション)
p281:A-GPSについて→「GPS測位アシスト情報」
12章 情報セキュリティ管理
p284:3要件「機密性」「完全性」「可用性」
p290:バックアップの必要性について
p292:無線LANのセキュリティ(WEPとかTKIPとか)
p296:暗号化の概念
→一般に同じ暗号方式であれば、鍵長が長いほど暗号の強度は高くなる
p303:アクセス管理技術→「認証」「認可制御」など
13章 M2M/IoTシステム
p313:システム構成要素(図13-2-1、12-2-2あたりの内容)
p322:IoTゲートウェイについて
p328:ZigBeeとWI-SUNの性質
p330:IoTデバイスの基本的な構成
→「信号・データ処理部」「通信接続処理部」「センサ/アクチュエータ部」「電源部」「入出力部」
14章 モバイルシステムを利用したアプリケーション
p349:企業あるいは企業と連携した外部の業者が、イントラネットなどを利用してその企業の従業員と行う電子商取引のことをB2Eという
p357:SEO(検索エンジン最適化)とは?
p362:Wake On LANについて
p366:QRコード決済
→CPM(コード払い)方式とMPM(読み取り支払い)方式がある
p369:災害現場でのモバイル活用
「自助」「共助」「公助」それぞれの段階におけるモバイル活用について
p377:BYODポリシーにおけるEMM
「MDM」「MCM」「MAM」「EMM」のそれぞれの意味の理解
はじめまして。ヤマーと申します。
先月行われたモバイルシステム技術検定試験2級を受験してきたものです。
仕事の関係で、知識量を増やすために試験を受けることを決意したのですが…勉強するにしても試験に関してほとんどが非公開となっていたので、公式テキストだけ読んでの受験に非常に不安があったのですが、そんな中、こちらのサイトを発見し、上記部分を重点的に学習したところ、見事合格することができました!
同年の受験だったこともあると思いますが、同じ出題箇所があり、非常に助かりました!!
ヤマーさま
コメントありがとうございます!
最近ブログを書くのはだいぶサボってましたが、
こうやって参考にしていただいたというコメントは大変励みになります。
資格によっては情報が全く無かったりするので、
機会があれば、世のため(?)にまとめていきたいと思ってます!